外ももが張るスクワットしていませんか?正しいフォームで効果的に引き締めよう

スクワットをする女性 脚痩せの基礎知識

スクワットは、自宅でも手軽にできるトレーニングの代表格。
女性にとっても、美脚・ヒップアップ・代謝アップなどの目的で気軽に取り入れやすいエクササイズのひとつです。

でも、やり方を間違えると…

「なんだか脚が太くなった気がする…」
「太ももの外側だけパンパンに張る」
「膝が痛くなってきた…」

そんな声も多く聞かれます。
実際、スクワットはフォームを間違えると外ももが張ってしまう原因にもなるのです。

スクワットで外ももが張る最大の原因は「膝が内側に入ること」

スクワットを行うときに、最も多く見られるエラーが「膝が内側に入る動き(ニーイン)」です。
特に女性は骨盤が広いため、この動きが無意識に出やすい傾向があります。

膝が内側に入ってしまうと、どうなるのでしょうか?

フォームの崩れがもたらす悪影響

  • 太ももの外側(外側広筋、大腿筋膜張筋)に負担が集中

  • お尻や内ももが使われず、脚全体のバランスが崩れる

  • 膝関節へのストレスが増加し、痛みの原因にも

  • 長期的には、姿勢や歩き方に悪影響を及ぼすことも

つまり、「脚を引き締めるつもりが、脚を太くしてしまう」という逆効果になってしまう可能性があるのです。

正しいスクワットで脚を細く、美しく

でも安心してください。
膝の向きや筋肉の使い方を意識すれば、スクワットはむしろ外ももではなく「内もも」「お尻」を引き締める効果的なトレーニングになります。

スクワットを効果的にする3つのポイント

  1. 膝をつま先と同じ方向に向ける
     → 鏡でチェックしながら行うのがおすすめです。

  2. お尻を後ろに引いてしゃがむ
     → 股関節をしっかり曲げることで、お尻や内ももに効かせられます。

  3. 膝を外側に開く意識を持つ
     → 特に「膝が内に入ってしまう癖」がある人にとって重要な感覚です。

【動画解説あり】膝が内に入るのを防ぐコツを実演しています

「どう意識しても膝が内側に入ってしまう…」
「自分では正しくできているかわからない…」

そんな方のために、膝を外に開きやすくする感覚を身につけるための動画をご用意しました。

実際にお客様にも指導している内容を、わかりやすく紹介しています。

こちらからご覧いただけます

ぜひ、動画を見ながら一緒にやってみてください!

※『前捻股』と言われる股関節の構造の方は、このスクワットができない、すると股関節を痛めてしまう可能性があります。

その場合は、しゃがみやすい足幅で取り組んでみてください。

正しくやれば、スクワットは女性にとって最強の美脚トレーニングに

スクワットは、ほんの少し意識を変えるだけで、

  • 外ももではなく、内もも・お尻にしっかり効かせられる

  • 脚のラインが整い、太ももがスッキリ見える

  • 基礎代謝が上がり、痩せやすい体質に近づける

  • 下半身だけでなく、姿勢や体幹にも良い影響

など、たくさんの嬉しい効果が期待できます。

「どうせやるなら、効果の出るスクワットがしたい」
「ただの筋トレではなく、脚のラインをキレイに整えたい」

そんな方にこそ、フォーム改善と正しい使い方を知っておいていただきたいと思っています。

まとめ|脚痩せしたい女性は、フォームを見直して正しいスクワットを

スクワットは、女性にとってもとても優れたトレーニング。

でも「やり方」が間違っていれば、かえって脚が太くなる・膝が痛くなるという逆効果にもなりかねません。

まずは、自分のスクワットフォームを客観的に見直すこと。
そして「膝の向き」や「使いたい筋肉」を意識して取り組むことが、美脚への第一歩です。

今回の動画では、膝が外に開きやすくなるコツを実演付きで解説しています。
ぜひ一度チェックして、今日からのスクワットに活かしてみてくださいね。