脚痩せのために本当に必要な『体の使い方』とは?
「脚が太いのが昔からコンプレックス…」
「頑張って運動しているのに、むしろ脚が太くなってる気がする」
そんな悩みを抱えている女性はとても多いです。
「脚が細くなりたいのに、なぜトレーニングが必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
実際、脚を太くしたい場合も、脚を細くしたい場合も、どちらも『トレーニングをする』という点では同じです。
一見、矛盾しているように感じますが、実は目的と中身がまったく違うんです。
脚を太くするトレーニングと、細くするトレーニングの違い
例えば脚を太くしたい場合(筋肉をつけたい・ボリュームを出したい場合)は、
高負荷・高強度のトレーニングで筋肉をしっかり刺激し、筋肉の繊維を壊して回復させることでサイズアップを狙います。
一方で、脚を細くしたい場合のトレーニングは、
「どこの筋肉を」「どのタイミングで」「どの程度使うか」を繊細に調整することがポイントになります。
つまり、脚痩せのためのトレーニングとは、
筋肉を鍛えるのではなく、『正しく使えるように再学習する』ための動きのトレーニングなのです。
太ももが張りやすい人の共通点とは?
脚を太くしたくないのに、運動をすると前ももや外ももがパンパンになる…
それは、体の使い方に偏りがあるサインです。
本来、歩く・しゃがむ・立ち上がるといった日常の動きの中で、
お尻や内もも・もも裏の筋肉が自然に使えていれば、脚全体のバランスは整いやすくなります。
ですが、前ももばかり使ってしまう癖があると、
太ももが張る・筋肉が発達してしまう・脚が太く見えるという結果につながります。
生まれつき脚が細い人との違いとは?
元々脚が細い人は、
無意識のうちに「脚が太くなりにくい体の使い方」が自然とできていることが多いです。
例えば、
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股関節主導で動けている
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重心がズレていない
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お尻や体幹の筋肉がバランス良く使えている
このような“使い方”が整っていることで、余計な負担が太ももにかからず、
脚に余計な筋肉や脂肪がつきにくいのです。
脚痩せには「使い方の再教育」が必要です
「体質だから」「骨格だから」とあきらめる前に、ぜひ一度、今の自分の体の使い方を見直すことをおすすめします。
あなたが思っている以上に、動きのクセ・姿勢のズレ・筋肉の使い方の偏りが脚太りの原因になっていることが多いのです。
まずは、正しい動かし方を学ぶトレーニングからスタートしましょう。
それが「前ももの張り」や「外ももの張り」を減らし、理想の細くてバランスの取れた美脚ラインを手に入れる第一歩になります。