カウンセリングの中で、とてもよく聞かれる質問があります。
「サプリメントって、やっぱり飲んだほうがいいですか?」
この質問に対して、私は 「人によります」 とお答えしています。
少し意地悪に聞こえるかもしれませんが、
これはごまかしではなく、体の仕組みから見た正直な答えです。
サプリメントは「必要な人」と「不要な人」がいる
まず大前提として、
サプリメントは
・全員に必要なものではありません
・全員に不要なものでもありません
ここを間違えると、
「飲まないと不安」
「飲んでるから大丈夫」
どちらの極端にも寄ってしまいます。
では、何が分かれ目になるのか。
それが私がよくお伝えしている
「健康のベース」 です。
健康のベースは、幼少期に大きく影響を受ける
健康のベースが高い・低いは、幼少期の環境が深く関係しています。
たとえば、
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薬をあまり飲まずに育った
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添加物の少ない食事が多かった
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手作りの料理やお菓子をよく食べていた
こうした環境で育った方は、体の防御力・回復力の土台が比較的しっかりしていることが多いです。
一方で、
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幼少期から薬を頻繁に服用していた
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加工食品・添加物が多い食生活だった
こうしたケースでは、
健康のベースが低い状態で大人になることがあります。
なぜ「幼少期」がそんなに重要なのか?
理由のひとつが、
スキャモンの発育曲線のリンパ型です。

SGS総合栄養学院様のHPより画像をお借りしました。
人の体の中には、
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ある時期にしか発達できない機能
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その時期を逃すと獲得しにくい機能
があります。
免疫系もそのひとつ。
幼少期に、本来なら
「これは異物」「これは問題ない」
と学習すべきタイミングがあります。
しかしその時期に、
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薬
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添加物
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人工的な異物
が多く体に入ってくると、本来獲得できたはずの免疫バランスがうまく育たないことがあります。
私自身の話
少し個人的な話をします。
私は小学2年生で花粉症を発症し、その後、一年中鼻炎薬を服用していました。
今振り返ると、健康のベースは決して高くなかったと思います。
だから大人になってから、
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疲れやすい
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体調を崩しやすい
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ちょっとしたことで不調が出る
そんな状態を経験しました。
健康のベースが低い人とサプリメント
健康のベースが低い場合、
普通の人と同じ食事量・栄養量では体の調子を保つのが難しい
というケースが少なくありません。
こうした方にとっては、必要な栄養素をサプリメントで補うことが、体を立て直す助けになる場合があります。
これは「楽をするため」ではなく、マイナスをゼロに戻すための手段です。
健康のベースが高い人は、サプリは不要なことも多い
一方で、健康のベースが高い方は、
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普通の食事
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季節の食材
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日常生活
これらから摂れる栄養だけで十分に体が回っていることが多いです。
この場合、無理にサプリメントを追加する必要はありません。
大切なのは「自分はどっちか?」を知ること
サプリメントの話で一番大切なのは、
「流行っているから」
「不安だから」
ではなく、
「自分の健康のベースはどのくらい?」
を考えることです。
【まとめ】
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サプリメントは全員に必要なものではない
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健康のベースは幼少期の環境に大きく左右される
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健康のベースが低い人は、サプリが助けになるケースがある
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健康のベースが高い人は、食事だけで足りることも多い
あなたは、
健康のベースが高い方でしょうか?
それとも、少しサポートが必要な状態でしょうか?
この視点を持つことが、「本当に必要な健康選択」をする第一歩になります。


