体を変えたいと思ったとき、そう考えるのはとても自然なことです。
実はこれ、昔の私自身もまったく同じでした。
大学時代から、栄養学の専門書や教科書を読み漁り、「自分で学べば何とかなる」と本気で思っていました。
今振り返ると、やっていたことは
『できることを、できる範囲でやっていただけ』なんですよね。
もちろん、間違ったことばかりではありません。
でも、決定的に足りなかったものがありました。
それは、
自分の理解がズレている可能性を疑う視点です。
後に、現場経験のある専門家の方から直接学ぶ機会があり、
そこで初めて、
「え、そんなとこから考えるの?」
という本質に触れました。
専門用語でいうと、いわゆる『パラダイムシフト』。
要するに、自分がずっと色眼鏡をかけて世界を見ていたことに、やっと気づいた瞬間です。
そのとき正直に思いました。
一人で頑張らなくてよかったと。
もしあのまま、
「自分で学んでいるから大丈夫」
という感覚のままお客様をサポートしていたら……
想像すると、少し背筋が冷えます。
体づくりも同じです。
自己流がうまくいかないのは、努力が足りないからではありません。
多くの場合、判断の土台そのものがズレているだけです。
しかも厄介なのは、ズレているほど本人には気づきにくいこと。
その結果、
・一生懸命なのに変わらない
・年齢のせいにしてしまう
・体を変えること自体を諦めてしまう
こんな流れに入ってしまう方も少なくありません。
だから私は、「何をやるか」より先に今、体がどう使われているかを一緒に確認することを大切にしています。
これは体の話に限らず、うまくいかないことほど努力より先に『視点の更新』が必要になる、という話でもあります。
さて、ここで一つだけ。
今の体の使い方を、
「自分なりにやっているから大丈夫」と思いながら
この先も続けたとしたら…
その延長線上にある体は、本当にあなたが望んでいる未来でしょうか。



