更年期以降の女性にとって、重要な問題である『骨粗鬆症』。
女性ホルモンが急に減ってしまうことで、骨密度が低下してしまいます。
閉経前までは、卵巣から女性ホルモンを出していましたが、閉経後は、ほぼ止まってしまいます。
代わりに副腎皮質というところから、女性ホルモンがメインで出るようになります。(卵巣から出る量よりは減ってしまいますが…)
その女性ホルモンも材料がないと、つくられません。
女性ホルモンの材料とは?
女性ホルモンの材料は、コレステロール。
コレステロールは、ブドウ糖や中性脂肪などになりますが、中性脂肪になりやすいのは果糖。
ちなみにですが、砂糖の半分はブドウ糖、もう半分は果糖です。
砂糖や果糖をたくさん摂れば、コレステロールがしっかり作られるから、甘いものをたくさん食べよう!
太らずに女性ホルモンの材料を確保するには?
ですが、甘いものをたくさん食べれば、中性脂肪が増える、それは、太るということ。
体脂肪量が少ない人はその選択もありですが、多くの方は
・太りたくない
・痩せたい
という要望が多いはずなので、適切ではないですよね。
じゃあどうするか?
ブドウ糖をしっかり摂って、コレステロールを作るようにすればOK!
適切な摂り方をすれば、絶対に太らないので安心です。
逆に考えると、糖質制限やブドウ糖を減らすダイエットをしている方や極端に体脂肪を減らそうとしている方は、ホルモンバランスが崩れて、骨が脆くなる可能性が高いということ。
他にも様々な良くない症状が出てしまいます。
栄養の取り合いも考慮して
あと、運動している方も要注意です。
知っている方も多いと思いますが、運動するとブドウ糖と中性脂肪を消費します。
ということは、コレステロールを作るために摂ったブドウ糖などと運動に使う分、この両者で取り合いが起きます。
運動でたくさん摂られたら、コレステロールの材料がなくなってしまうわけです。
だから、取り合いをしなくても済むように運動している人や活動量が多い人は、より多くのブドウ糖(ご飯など)をしっかり摂った方が良いということ。
運動用とホルモン用の栄養が必須なんです!
骨はこうしてつくられる
ここまでが、女性はホルモンの話だったのですが、次は
・骨を作っているのは何か?
・その材料は?
・どうやって骨を作るのか?
ということをお伝えしたいと思います。
骨の構造
骨=カルシウム
そんなイメージがあるかもしれませんが、間違いではないです。
ですが、カルシウムだけというわけでもありません。
骨の構造は『土壁』によく似ています。
土壁は、まず下地づくり(骨組み)があります。
柱と柱の間に、竹や木を編んで、その後に、土+藁(すさ)+水などを練ったもの塗っていきます。
最初の下地づくりが、結合組織という材料でできていて、そこにカルシウムなどのミネラルをペタペタ塗っているイメージ。
そういう意味で、カルシウムだけでは不十分なんです。
骨をつくる栄養素
カルシウムを摂取するときに、マグネシウムがないと効率よく吸収されません。
カルシウム:マグネシウム=2:1の比率で摂取が理想とされています。
マグネシウムは、カラダのいろんなところでよく使われるので、1:1でも良いといっている専門家の方もいます。
下地の結合組織というのは、様々な栄養素が関わるのですが、主にブドウ糖やタンパク質、ビタミンC、ビタミンAから作られています。
そういった栄養を摂ることが、骨を強くすることにつながります。
そもそも、骨は骨を作る細胞、古くなった骨を壊す細胞があります。
骨を作る細胞を活発にするためには、ATPというものが必要です。
ATP?
何それ?
という方も多いと思います。
ATPに関して知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
全人類に知ってほしい『ATP』の重要性
要は、しっかり細胞がエネルギーを生み出せてやっと骨は作られます。
骨を強くする運動
骨を強くするには、運動も欠かせません。
骨に刺激が入る運動がおすすめです。
下半身であれば、ジャンプやウエイトトレーニングなどがおすすめです。
ですが、床が柔らかすぎると、衝撃を吸収しすぎてしまいます。
ある程度硬い場所で、骨に刺激を与えてあげましょう!
最後に
私の祖母も整形外科の先生から、骨を強くしましょう、と骨粗鬆症のお薬をもらっています。
そのお薬はビタミンDという感じで出されていました。
私もこういう仕事をしているので、色々調べると、それは偽物のビタミンDだということが判明しました。
しかも、この偽物ビタミンDは、逆に骨を壊す可能性があるんです。
血中のカルシウム濃度を上げるときに、骨を壊すのですが、この偽物はそれを促進してしまうんです。
骨粗鬆症のお薬として処方される理由が以下です。
血中カルシウム濃度が上がるのは骨合成(骨を作る)を高めます
↓
だから骨密度高まります
↓
骨粗鬆症に効果あります
こういった、カラダの仕組みから見れば、大きく間違った考え方で処方されてしまっているのです。
お医者さんから処方されたら、その薬の中身なんて気にする方はほぼいないと思います。
信じてしっかり飲んでしまうと思います。
カラダの仕組みを知ることは、あなたの健康、あなたの大切な人の健康を守ることにつながります。


