【姿勢が改善しない本当の理由】まず見直すべきは「デスク環境」です

差尺についての説明 代謝リセットダイエット

✅ 姿勢が良くならないのは「あなたの意志」ではなく「環境」が原因です

断言します。

姿勢は、生活環境を見直さない限り絶対に改善しません。

「猫背を直したい」「腰痛をどうにかしたい」と思っていても、
デスクワーク中心の生活を送っている限り、悪い姿勢は毎日リセットされてしまいます

たとえば…
1日8時間以上、座りっぱなしで作業をしていませんか?

それでは、肩こり・腰痛・猫背になるのも当然です。
姿勢を支える筋肉にずっと負荷がかかり続け、体がゆがむのです。

✅「じゃあ仕事を変えなきゃダメ?」→ いいえ、大事なのは“座る環境”です

座りっぱなしの仕事を今すぐ変えるのは現実的ではありません。
ですが、デスク環境を見直すことは、今日からでも可能です。

そこで今回ご紹介するのが、「差尺(さじゃく)」という考え方です。

差尺(さじゃく)とは?

机の高さと椅子の座面の高さの差のことを差尺といいます。

この差尺があなたの体に合っていないと、

・前のめりの猫背
・背中の丸まり
・肩・腰への不調

といった姿勢トラブルにつながります。

✅ 差尺の計算方法(あなたに合った理想のバランス)

【ステップ①】座高を求める

目安:身長 × 0.55

(例)身長160cmの場合
→ 160 × 0.55 = 88cm(座高)

【ステップ②】差尺を求める

計算式:座高 ÷ 3 − 2

→ 88 ÷ 3 − 2 = 約27.3cm

つまり、机の高さと椅子の座面の差が27.3cmが理想ということです。

✅ 椅子と机、どちらを変えるべき?

  • 机の高さが固定の場合は、椅子の高さを調整するしかありません。

  • しかし椅子を高くすると、足が床につかない・太ももが圧迫されるという問題が出る場合も。
    → そんなときは、足元にフットレストを置くのが解決策になります。

✅ 姿勢改善は「習慣+環境」で叶える時代へ

姿勢改善のストレッチやトレーニングももちろん効果的ですが、
座っている時間の姿勢を整えることこそが、最大の土台になります。

まずは、あなたのデスク環境を一度チェックしてみてください。

・椅子の高さは合っているか?
・足はしっかり床につくか?
・股関節の角度はどうか?

✅ P.S. 美尻を目指す人に大事な「椅子の角度」も要チェック

意外と知られていませんが、
座った時に股関節が90度の角度になる椅子は、お尻がつぶれやすいんです。

理想は、股関節の角度が110度になるようなやや高めの椅子。
座面が少し高めになることで、骨盤が立ちやすく、美尻に繋がります。

さて、今あなたの股関節の角度は何度ですか?
一度、鏡でチェックしてみてくださいね。

🔍まとめ:姿勢改善は「まず、座る環境」から!

・姿勢は、習慣よりもまず環境がカギ
・自分に合った差尺で、無理のない座り方を
・美尻・腰痛・猫背予防にも「椅子の角度」は大事!