「春や秋になると、花粉のせいで目がかゆくて鼻水が止まらない……」
「毎日カバンの中にティッシュ箱が手放せなくて、本当につらい」
そんなアレルギーや鼻炎の症状に、ずーっと悩まされていませんか?
「体質だからしょうがない」「一生お薬を読み続けるしかないのかな……」と、諦めそうになっている方も多いかもしれません。
でも、大丈夫です!
あなたの体質は、いつからでも、何歳からでも変えることができます。
今回は、子どもの頃から重い鼻炎に苦しんできた私の体験談をまじえながら、「なぜ花粉症や鼻炎が起きるのか?」その本当の原因と、お腹(腸内環境)と「鼻のバリア栄養」を使ってアレルギーに負けない体をつくる魔法の食事法を、小学校5年生でもわかるくらい超カンタンに解説します!
1. お薬づけで「ヨボヨボ」だった僕の体がガラリと変わった理由
今でこそ健康に関する発信をしている私ですが、実は7歳のときから約20年間、アレルギー性鼻炎と花粉症の超エリート(重症患者)でした。
いつもどこかしら体がだるく、ちょっとしたことで風邪をひいては、治るまでに1週間以上かかるような「超・虚弱体質」の大人になってしまったのです。その原因は、子どもの頃の過ごし方にありました。
「お薬で症状を止める」が、体を弱くしていた?
私は小さい頃、ちょっと鼻水が出たり風邪をひいたりすると、すぐに病院へ行ってはお薬をもらって飲む子どもでした。
一見、お薬で鼻水が止まると「治った!」と思いがちですよね。位置づけとしては楽になりますが、体の仕組みを勉強して、衝撃の事実を知ったのです。
鼻水やくしゃみは、体が「バイ菌や花粉を外に追い出しよう!」と頑張って戦っている証拠です。
それをお薬で無理やり止めるということは、体にやってきた敵(ウイルスや花粉)と戦うはずだった「免疫(めんえき)という名の警察官」の仕事を、お薬がハサミでチョキンと遮断してしまうのと同じだったのです。
子どもの頃の一番大切な時期に、お薬ばかりに頼って戦う経験をさせてもらえなかった私の免疫システムは、大人になってもレベルが低いままでした。
食事を変えたら、お薬がいらない体に!
「もう何をやってもダメだ……」と絶望していたときに出会ったのが、「細胞レベルの栄養学(分子栄養学)」でした。
お薬で症状をフタするのをやめて、毎日食べる食事や栄養をガラリと変えてみたのです。
すると、あんなに重かった鼻炎体質が少しずつラクになり、今では花粉の季節になっても、お薬を1錠も飲まずに朝からスッキリ過ごせる普通の体を手に入れることができました!
では、私が一体どんな仕組みに気づいて、お腹と栄養の力で体を変えていったのかをお話ししますね。
2. 花粉症の犯人は「鼻」ではなく「お腹(腸)」にいる!?
花粉症や鼻炎になると、みんな「鼻」ばかりに注目しますよね。
でも実は、アレルギーを根本からやっつけるための最初の鍵は、鼻ではなく「お腹(腸内環境)」が握っています。
なぜなら、アレルギーというのは「お腹のバリアが破れて、体の中の警察官(免疫)がパニックを起こして大暴れしている状態」だからです。
お腹の中に「謎の巨大な塊」が届くと大火事に!
私たちが食べたお肉や卵(タンパク質)は、お腹の中でハサミでチョキチョキと細かく切り刻まれて、目に見えないくらいの「小さな一粒(アミノ酸)」になって初めて体の中に吸収されます。
お腹の入り口は、その小さな粒しか通れない仕組みになっているからです。
しかし、お腹の調子が悪いと、食べ物がしっかり切り刻まれないまま、大きすぎる「謎の巨大な塊」の状態で腸まで届いてしまいます。
これを見たお腹の中の警察官(免疫)は、大パニック!
「うわあ!見たこともない怪獣(異物)がやってきたぞ!全員出動だー!」と大騒ぎして、攻撃を開始します。
このお腹の中での大バトル(免疫の暴走)が、めぐりめぐって「鼻水・くしゃみ・目のかゆみ」というアレルギー反応になって現れるのです。
つまり、食べたものをしっかりドロドロに細かく消化して、お腹を平和に保つことこそが、花粉症をストップさせる第一歩になります。
3. 知らずにやってる!お腹の消化をジャマするNG習慣
「毎日ちゃんと食べているのに、アレルギーが良くならない……」という方は、良かれと思ってお腹の消化をジャマする行動をとっているかもしれません。
特に気をつけてほしいのが次のポイントです。
大問題:ごはんの最中に「お水をガブガブ」飲む
ごはんを食べるとき、机の上にコップを置いて、お水をたくさん飲んでいませんか?
実はこれ、お腹にとっては大迷惑な行動です。
私たちの胃の中には、お肉や卵を強力に溶かす「胃酸(いさん)」という、いわば強力な溶岩プールがあります。
ごはんの最中やその直後に水分をたくさん摂ってしまうと、せっかくの溶岩プールにお水が混ざって、薄まってしまいます。
プールが薄まると、お肉や卵を細かく切り刻むことができなくなり、さっきお話しした「謎の巨大な塊」がそのまま腸に流れて、アレルギーの火種になってしまうのです。
💡 お腹を守るお水のルール
ごはん中やお味噌汁があるときは、余計なお水をガブガブ飲まない!
お水を飲むなら、ごはんを消化し終わった「ごはんとおごはんの間(食間)」に少しずつ飲むのがベストです。
🍯 お腹のボス(ビフィズス菌)にごちそうをあげよう
すでにお腹の環境が乱れている人は、お腹の善玉菌のボスである「ビフィズス菌」がヘトヘトになっています。
このボスを元気にするために、最高のエネルギー源となる「フラクトオリゴ糖」を1日スプーン1杯(3g〜)からプレゼントしてあげてください。
お腹のボスが元気になることで、警察官たちのパニックを抑える手助けをしてくれます。
4. 鼻の中に「最強の防衛ネット」をつくる4つの神栄養!
お腹を整えたら、次はいよいよ本番。
花粉が飛んできてもビクともしない「鼻のバリア」を直接強くしていきましょう!
鼻の穴の中には、外からの敵をやっつけるための2人のヒーローがいます。
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粘膜(ねんまく): ウイルスや花粉がやってきたのをいち早く見つける「監視役」
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粘液(ねんえき): やってきた花粉をベタベタ捕まえて外へ追い出す「防衛ネット(鼻水など)」
花粉症が重い人は、この防衛ネットが薄っぺらくて、スカスカの網戸のようになっています。ここをコンクリートの壁のように分厚く、強くするために絶対必要な「4つの神栄養」をご紹介します!
神栄養①:ブドウ糖(白ご飯)
防衛ネット(粘液)のみずみずしい材料になるのがブドウ糖です。
白ご飯やパンなどの「主食」にたくさん含まれています。
「ダイエットだから」とご飯を抜いている女性は、脳みそにエネルギーを全部盗られてしまい、鼻のバリアを作る分のブドウ糖が残っていません。
目標は、1日3食しっかり白いご飯を食べるプロ(白米換算で1日360g以上)になること!
エネルギーが満ちて初めて、鼻のバリア作りがスタートします。
神栄養②:タンパク質(卵やお肉)
バリアそのものの「頑丈な土台」をつくる、一番メインの材料です。
おすすめの食材は、栄養バランスがパーフェクトな「卵」!
体重30kgのお子さんなら1日30g、大人の女性ならもっとたくさんのタンパク質が必要です。
ちくわやかまぼこ、お豆腐など、お腹に優しくて食べやすいものから小まめに摂っていきましょう。
神栄養③:ビタミンC(ストレスからバリアを守る)
ビタミンCは、タンパク質と一緒にバリアをピチピチに組み立てる「大工さん」の役割をします。
さらに、もうひとつ重大な仕事があります。それは「ストレスと戦うこと」です。
寒さや暑さ、寝不足、学校や仕事のイライラ、そして花粉そのものも、体にとっては大きな「ストレス(ストレッサー)」です。
ストレスを受けると、体の中でバリアを破壊する悪い物質(活性酸素)が暴れ出します。ビタミンCは、身を挺してこの悪い物質を消去してくれるのです。
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摂り方のコツ: ビタミンCは体のあちこちで大量に消費されるため、食べ物(レモンなど)だけでは全然足りません。お薬ではなく、純粋なビタミンCのサプリメント(粉や錠剤)を使って、1回1,000mgを朝・昼・夜などこまめに分けてたっぷり補給してあげるのが、変化を実感するコツです。
神栄養④:ビタミンA(粘膜を分厚く、ピカピカにする)
「お薬を減らしたい」「何をやっても鼻のムズムズが消えない」という重症な方に、絶対に取り入れてほしいのがビタミンAです。
ビタミンAには、薄っぺらくなって弱りきった鼻や喉の粘膜を、一気に「分厚く、うるおいのある最強のバリア」へと生まれ変わらせる魔法のような力があります。
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選び方のコツ: ネットで探すと「ベータカロテン」というものが出てきますが、これは体の中でビタミンAに変身する効率が悪い(約1/6)ので、「ビタミンA(レチノール)」そのものと書かれたサプリメントを選びましょう。
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安全な量: 「ビタミンAは摂りすぎると危険?」と心配になるママもいるかもしれませんが、専門家の間では「1日1万IU以内」であれば、大人も子どもも安心して飲める安全な量だとされています。お子さんには、量の調整がしやすい「肝油ドロップ」や「グミ・ラムネタイプ」のビタミンAから、少しずつ(1日2,000IU〜)試していくのがおすすめです。
もしがんばっても変わらない時は?
「4つの栄養をしっかり摂っているのに、鼻水が止まらない……」という時は、以下の原因が隠れているかもしれません。
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エネルギーを作る「鉄分(酸素)」が足りていない
バリアを作る細胞たちが働くには、酸素が必要です。特に女性は毎月の月経などで「鉄分」が不足しやすく、細胞が酸欠になって動けていないケースがあります。その場合は赤身のお肉を食べたり、鉄のサプリを足すのが効果的です。
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お日様のビタミン「ビタミンD」が足りていない
ビタミンDには、警察官(免疫)の暴走を「これ以上大騒ぎしなくていいよ」と優しくなだめてくれる、強力なブレーキの役割があります。お部屋にいる時間が長い人は、サプリで補うか、1日15分お日様の光を浴びてみましょう。
まとめ:あなたのカラダは、食べたものでできている
花粉症やアレルギー性鼻炎は、「花粉が飛んでいるから」仕方がないのではありません。
あなたのお腹や鼻が、「バリアを作る材料(栄養)が足りなくて、もう戦えないよ!」と叫んでいるSOSのサインです。
お薬でその場しのぎの火消しをするのではなく、
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ごはん中のお水を控えて、お腹を守る
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白ご飯と卵で、バリアの材料をたっぷり届ける
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ビタミンCとビタミンAで、鼻の防衛ネットを分厚く修理する
このチームワークが揃ったとき、あなたの体は内側からガラリと生まれ変わります。
次の春や秋には、お薬もマスクも手放して、大切な家族と一緒に思いっきりお出かけして笑い合える。そんなスッキリとした快適な未来を、まずは今日の食事、最初の一歩から一緒に育てていきませんか?


